andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

タグ:6センチヒール

IMG_5878IMG_5879
IMG_5880IMG_5881
IMG_5874IMG_5875
IMG_5876IMG_5877
Tさんの1足目、6センチの少し細いヒールを付けたプレーンパンプスの完成です。
記念すべき1足目ですが、特にパンプスの場合、1足目は様子見の役割が強く、ピッタリとはいかないこともあります。しかし、今作品はフィッティングも上々で、Tさんの即戦力として活躍してくれそうです。

IMG_5950IMG_5951
IMG_5953IMG_5952
IMG_5954
Tさんの新作、ジッパーが付いたショートブーツの完成です。
当工房では、ブーツを作る場合、必ず仮靴を作るようにしています。
どのタイプの靴もピッタリのフィッティングを狙って作ってはいますが、紐靴やパンプスの場合、足の甲周りが若干キツイがために、足が入らないということは、まず起こりません。しかし、ブーツは、特に紐で調整ができないタイプのものは、少しでも甲周りが小さいと足が入りません。入ったとしても拷問のような苦痛があるだけです。かといって甲周りが少し緩くても足が中で動いて疲れます。つまり、ブーツは、甲周りがジャステストピッタリでなければだめなのです。

今回の作品も、ソールをつけ、ヒールをつけ、木型を抜いて、待望の完成の瞬間を迎えました。もちろん仮合わせも経て、フィッティングも確認済。さあさあ、いざ、履かん!

私「はい、どう?ぴったり?・・・え、なに?・・・ん?あれ?ちょっと待って、えーと・・・、あれ、これ、ちょっと待って、いや、ちょ、ちょまて、いやいやもっとこう・・・」

Tさん「いてて!ちょっと先生痛いです!痛いです!」

なんと、足が入らないではありませんか!!

Tさんには申し訳なかったのですが、完成は一旦おあずけ、一度預かって、木型を微調整してつり込みし直すことに。
IMG_5945IMG_5946
IMG_5949IMG_5947
IMG_5948
最終的には、完璧にぴったりな靴にはなりましたが、仮靴がピッタリだったのは謎のまま。おそらく、素材の違いとかいろんな誤差が重なり、うーん・・・。これから仮合わせはもっとシビアな目で見なければ、と思わされた一足でした。ふぅ。

IMG_5788IMG_5789
IMG_5790IMG_5791
IMG_5792IMG_5793
IMG_5795IMG_5794
IMG_5796
Aさんの新作は、6センチヒールの編み上げブーツです。
内羽根式で、ひもを通す穴の数がやや多めのデザインは、どこかクラシックな雰囲気を感じさせます。
ただ、慣れるまでは脱ぎ履きで少し手間取るかもしれませんね。
IMG_5797

アッパーに使用した革はバラの花柄の型押しが施してあって、Aさん本人が探して買って来たもの。自分で選んだ革で作ると愛着も倍増です。








IMG_3772IMG_3774
IMG_3775
IMG_3764IMG_3766
IMG_3767

Kさんの自分用パンプス2足目。ヒールの高さは6センチ。
同じ黒でも全く雰囲気、色合いの異なる2種類の革を組み合わせてのデザインが渋いです。
前回と同じ木型を微調整しての今作、フィッティングもピッタリです。
Kさんは親指の付け根から踵までの長さが長く、幅の細い足をしています。履き口のラインをぐっと浅く作っても指の股が見えませんので、履き口の開口が長くとれ、履いた時とてもスマートな印象に仕上がりました。
 
IMG_3776

IMG_2292
IMG_2293
IMG_2294


Mさんは遠方から趣味コースに通われているかたで、毎月一度東京に来られ、土日連続で8時間こなしてらっしゃいます。
やっと、念願の一足目が完成しました。4センチヒールのローファー パンプスです。
今月の二日間であれよあれよと言う間に出来上がってしまい、無事、お持ち帰りでございます。
IMG_2287



IMG_2290

写真では写っていませんが、満面の笑みでございます。 

赤い内装って、皆さん一度はやってみたいものなのかもしれません。確かに映えます。
ブラウンに染めた革底も高級感があり、一足目とは思えない完成度です。すばらしい!
IMG_2295
 もはや恒例の個人撮影会。次回作は6センチヒールに挑戦するそうです。がんばりましょう!
 

↑このページのトップヘ