andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

タグ:靴修理

IMG_1885以前、看板のベースをいただいて、そのベースがあまりに立派なので、看板の雰囲気も妥協したくないし、取り付ける場所も妥協したくないと思い続け、ああ、どうしよう、まあ、なんとでもなるけど、いまひとつこれだ!と思えるアイデアが思いつかない、ああ、くそ。と悩んでいましたが、ようやく方向性が見えてきました。
看板がせっかく銅板なので、裏から叩き出して図柄を立体的に見せる感じが当初のイメージでしたが、これは、壁面にべた付けする場合、つまり、裏から見ない前提のやり方なので、しぶしぶ却下。
図柄をくり抜きにしてやろうかとも思いましたが、これも文字が裏から見たとき逆さになって、ちょっとどうかと思われるので、表裏ともに塗料で塗ってやろうかな、なんて考えたりしていますが、くり抜きの方がライトアップした時なんかはカッコ良いだろうな、とかって思ったりもして、くり抜きVS塗装、両者一歩も引かず、今日も夜中になってしまった。 

図案は概ねこんな感じで検討中。
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特に細いヒールの場合、ヒールの先端についているゴムがすぐに擦り減って、中の金属がむき出しになってきます。こうなると歩きにくく大変危険です。
以外と知られていませんが、パーツを交換するだけで元の姿に復活します。まあ、この先端のゴムは消耗品だとお考え下さい。修理というより、メンテナンスといった方がいいのかも知れません。

アンダンテ靴工房では、こういった修理も随時受け付けていますので、お手元にございましたら、是非、持ち込んでみて下さい。

尚、教室では靴製作以外に、合間をみてこんな修理なんかもしたりします。
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いつもお世話になっている、恵比寿にあるフラメンコのお店「イベリア」です。
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ひっそりとしたビルの中にある店内に入ると、そこには別世界が広がっています。
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こんな機会でもないと、絶対に入ることはなかっただろうという空間です。うーん、すごい。
目に入る色数がすごい。
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靴もいろいろあります。グレードがあるようです。
 
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これからもどんどん修理させていただきます。

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6月14日の記事「ヒールの型取り作業。」までさかのぼります。)
元々はこういう姿だったのです。筒に多少前かがみの癖がついてますが。
ヒールのすぐ後ろにある焦げ茶色の物体が修理前のヒールです。随分違うのがわかりますね。

ヒールとストーム(靴底の前半分の分厚いところ)にスタック(積み上げ風の巻き革)を巻き付けて復元修理完了!

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靴底の爪先とヒールに目一杯、釘が打ち込まれています。
これはフラメンコ専用のシューズで、この打ち込まれた無数の釘によって音を鳴らし、情熱的なリズムを表現しているようです。
こういう、あまり普段お目にかかることのない修理依頼もあり、 修理しながら何か別世界を見るような、そんな感じです。

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