andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

タグ:東横線

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先日、以前から気になっていた八方ミシンを導入することにしました。八方ミシンとは、その名の通り、あらゆる方向へ縫うことができるミシンです。その上、腕部分が細いので、すでに完成してしまった靴や鞄、小物などの修理に特化しています。
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とりあえず、ミシン台に載せてみました。使用感はまた後日。 

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冠婚葬祭のための布の靴、製甲がやっと出来ました。
ふうー、革と違って神経使います。 

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6月14日の記事「ヒールの型取り作業。」までさかのぼります。)
元々はこういう姿だったのです。筒に多少前かがみの癖がついてますが。
ヒールのすぐ後ろにある焦げ茶色の物体が修理前のヒールです。随分違うのがわかりますね。

ヒールとストーム(靴底の前半分の分厚いところ)にスタック(積み上げ風の巻き革)を巻き付けて復元修理完了!

IMG_1961独立以前からのお客さん、Kさんの2足目が完成しました。
オーソドックスな外羽根です。
1足目は黒でしたが、茶色もあった方が良いということで、同じデザインで色違いのご注文でした。
 一足目と色以外でも、内装にクッション素材を使ったりと、少し変えております。
デザイン的にも、履き心地的にも、お客さんの一足目の反応を見て、ここを微妙に変えればさらに反応が良くなりそうだと感じたことは盛り込んでいっています。

オーダー靴は頼まれた内容以上に、作り手の工夫や配慮、思いが込められています。ずっと気に入って履いてもらえることを願いながら作っています。
それが履き手の方に伝われば、こんな嬉しいことはないです。
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靴底の爪先とヒールに目一杯、釘が打ち込まれています。
これはフラメンコ専用のシューズで、この打ち込まれた無数の釘によって音を鳴らし、情熱的なリズムを表現しているようです。
こういう、あまり普段お目にかかることのない修理依頼もあり、 修理しながら何か別世界を見るような、そんな感じです。

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