タグ:奥沢
紳士紐靴、納品。
続・玄関を。
玄関を。
修理というより復元。
手作り靴教室の内容は、靴を作るだけでなく、生徒さんの私物の靴を修理したり調整したりといったこともやっています。
今回は「ブーツのヒールを復元させよう!」という、ちょっとおおがかりなものです。
写真のブーツ、本来7センチあるはずのヒールですが、履き倒し、擦り減るにまかせたあげく、傾いてしまうまでになってしまい、たまらず修理屋に持ち込むも時すでに遅し、傾きを直すにはヒールを削らないとできないと言われ、あえなく6センチ足らずヒールにされたというような経緯の持ち主です。
そんな6センチ足らずヒールもその後さらに履き倒され、再び修理の頃を迎えてしまい、これ以上履くと、今度は5センチ足らずヒールにされかねないのでここらで現状維持を、というわけで持ち込まれました。
靴はヒールの高さを踏まえて設計されているのが通常です。むやみにヒールの高さを変えると機能的にも見た目的にも良い結果になりません。7センチヒールで作られた靴は7センチがベストの高さ。せっかくなので元に戻しましょうということでヒールの復元作業の開始です。
市販の7センチ以上の、形の近いヒールを削って合わせてつけることもできますが、今回は「復元」にこだわってみようというわけで、このヒールと全く同じヒールを手作りすることにしました。
もはや靴屋のやることではないのですが、ま、こういうのもたまには楽しいものです。
とりあえず、原形作り。
赤い部分が新たに付け加えられたところ、つまり以前削り取られたところです。ちょっと長めに作るのがポイントです。赤いのは柔らかいロウなのでこのままでは使用できません。 あくまで原形。
つづきはまたの機会に。
今回は「ブーツのヒールを復元させよう!」という、ちょっとおおがかりなものです。
写真のブーツ、本来7センチあるはずのヒールですが、履き倒し、擦り減るにまかせたあげく、傾いてしまうまでになってしまい、たまらず修理屋に持ち込むも時すでに遅し、傾きを直すにはヒールを削らないとできないと言われ、あえなく6センチ足らずヒールにされたというような経緯の持ち主です。
そんな6センチ足らずヒールもその後さらに履き倒され、再び修理の頃を迎えてしまい、これ以上履くと、今度は5センチ足らずヒールにされかねないのでここらで現状維持を、というわけで持ち込まれました。
靴はヒールの高さを踏まえて設計されているのが通常です。むやみにヒールの高さを変えると機能的にも見た目的にも良い結果になりません。7センチヒールで作られた靴は7センチがベストの高さ。せっかくなので元に戻しましょうということでヒールの復元作業の開始です。
市販の7センチ以上の、形の近いヒールを削って合わせてつけることもできますが、今回は「復元」にこだわってみようというわけで、このヒールと全く同じヒールを手作りすることにしました。
もはや靴屋のやることではないのですが、ま、こういうのもたまには楽しいものです。
とりあえず、原形作り。
赤い部分が新たに付け加えられたところ、つまり以前削り取られたところです。ちょっと長めに作るのがポイントです。赤いのは柔らかいロウなのでこのままでは使用できません。 あくまで原形。
つづきはまたの機会に。