2013年03月08日 ある途中の一枚。 例外を除けば、靴は完全な立体であり、かつ、有機的な形をしていますから、革やゴム板など、平板な材料をいかにして思い通りの立体へと変化させるかが、重要になってきます。 最終的には、革やゴムの可塑性でもって立体、つまり木型形状へと変化させるわけですが、狙った形にするためには、 木型と材料との間を取り持つ型紙が鍵になります。この型紙作業は靴の仕上がりを大きく左右するもので、いくら丁寧にしてもし過ぎることがなく、それが必ず完成した靴に表れてくる工程なのです。写真はセンメンテッド製法(接着製法)の本底の型紙です。 タグ :#靴教室#型紙#セメンテッド製法
2013年02月28日 日没とともに作業は終わる。 当工房は最高に日当りが良く、日中は晴れていれば、もうそろそろ半袖で作業できそうだと感じるほどに暖かく、窓際のミシンを踏めば、降り注ぐ溢れんばかりの陽光の中で、未だ知らぬ夏の恐怖を感じるほどに明るいのですが、照明器具が充分になく、日が沈むと大工仕事はお手上げです。(卓上での細かい型紙作業やなんかは進めています。が、はやく照明を買わねば。)今日は大きな作業机を作っていましたが、日が沈んであえなくタイムオーバーとなりました。まもなく、完成予定です。 タグ :#靴#教室#ミシン#型紙