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靴作り教室とオーダー靴の工房です。

タグ:ブーツ

Kさんの新作、3連リボンがワニの型押しを超えて印象的なサイドジッパーブーツが完成しました。

その甘い表情のデザインもかなり特徴的です。
羽根にあたるパーツは前面でギリーシューズのように細く3本伸びていますが、その先端同士は完全に縫われて繋がっており、そこに全く別パーツとして現れたリボンが可愛らしく付いているという、一見リボンの結び方を加減することでフィッティング調整出来そうなデザインでいて全くさせてもらえない、足合わせの点においては実は全然甘くないデザインだといえます。

個性強めのオレンジっぽいワニの型押し革とリボンの組み合わせが一体どうなるのか全く予測不能でしたが、意外なくらい自然にまとまっていて、「へぇ~」としばらく見入ってしまいました。
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Kさんの新作、スエードのチャッカブーツが完成しました。

今回はステッチダウンという手縫いの手法でアッパーと靴底を縫い付けています。
一部、つり込みの際にスエードの端が破れてしまい、その痕跡が残ってしまいましたが、ギリギリ縫い目の外側なので実用に支障なしということで、まぁ、セーフとしましょう。

スエードは破けやすかったり、汚れやすかったり、なかなか選ぶのに勇気がいる素材ですが、独特の和む雰囲気はやはり魅力ですね。

Kさん、次はサイドゴアブーツに挑戦予定です。もちろん手縫いで底付け。乞うご期待!
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Sさんの新作、ボタンブーツのようなデザインで、どことなくレトロな雰囲気のブーツが完成しました。
甲の部分の立体的な作りも縫い目の残るセンターシームではなく、クリッピングでカーブのクセを付けて、縫い目の無いシンプルな見た目になるよう一手間かけて作っています。ベージュに黒いパイピングがこれまた良いアクセントになっており、内側に配したジッパーの色合わせも抜かりなく、閉じたときはジッパーが見えないようピタリと革が閉じる仕様もうまく、う、うまくいき・・・と書きたいところですが、じつはここでアクシデント発生。
ジッパーを縫い付けたあと、ライニングの処理中にうっかりジッパーを切ってしまうという、気が付いたときにはジッパーを2センチほど切ってしまっていたというアクシデントに見舞われたりもしましたが、なんとか修理して完成した今となっては、それもまた微笑ましいエピソードとなっているのではないでしょうか。

ヒールはこだわりのくびれヒール。えんじ色の中敷きなど雰囲気の統一感バッチリですね。
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Iさんの新作、Iさんのこだわりが凝集されたワークテイストミドルブーツの完成です。

まず、一番のこだわりは筒の細さ。ジッパーを付けずに足入れできる限界の細さまで、仮靴の段階で何度も検証を重ねて攻めました。仮靴で妥協なくギリギリまで攻めたので、本番のちょっとした誤差(縫い目の誤差、革質の差)によって足が入らないのではという不安を最後まで抱えながらの製作でした。

あとは、つま先の芯をあえて入れないソフトトゥ、靴底も革を2枚重ねたダブルソール、底のつま先に擦り減り防止のトゥスチールを付けるなど、こだわり満載の仕様になってます。

底付けは、掬い縫いは手縫い、出し縫いは機械縫いの9分仕立て。
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Mさんの新作、モカ部分の切り替えが印象的なブーツ。モカのU字ラインって微妙に非対称で、木型につり込んだ時に対称に見えるように作るのですが、そのつり込みの時、少し歪むと、何となく気持ちわるい感じになります。
これが結構クセもので、ウイングチップやストレートチップなら少しの歪みでもはっきりどう歪んでいるかがわかるのですが、Uチップは少しの歪みだと、「何か変。」みたいな感じで、慣れていない人だと迷い迷いつり込み作業することになります。
Mさんも例にもれず、つり込みで悪戦苦闘することになりましたが、なんとか許容範囲内に収まりました。
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