andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

タグ:アンダンテ


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Mさんのサンダル。
とぐろを巻いている部分がスルスルっと足首に巻きつき、1センチもない低いヒールと相俟って、いにしえの異国情緒あふれる仕上がりです。
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アンダンテ靴工房では、こういったサンダルのオーダーも受け付けております。
デザインによっては、仮靴を必要としませんので、その場合、価格も本体価格のみとなります。
興味のある方はお問い合わせ下さい。

 

楽しみにして臨んだギリーの製甲でしたが、さすがにこの連続カーブには参りました。
あっぷあっぷしながらペダルを踏み、ハンドルを回し、最終コーナーを抜けた頃には 、もうこのデザインはしばらくいいわ。と思いつつ、ふと視線を移すと、そこにはもう片方が・・・!

集中力の残量に不安を抱きつつ、再び第一コーナーをめざしてペダルを踏むのでした。
 
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頼んでいたアンダンテ靴工房の金型が届きました。
これで、念願だった中敷きの箔押しができます。(箔押しとは、中敷きに金色や銀色のロゴマークなんかを印字することです。)
オーダー靴にはもちろん、靴教室の生徒さんの作品にもバンバン印字していこうと思います。

それにしても金型ってきれいです。こまかい線や文字なんかもくっきり浮き彫りになっていて、これ自体、見入ってしまいます。今はコンピューターと機械で作るそうですが、昔はどうやってこういうのを作ってたんでしょうか? いやーすごい。
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IMG_2014凝ったデザインの靴は作るのも大変ですが、やりがいもあります。
例えば、フルブローグで、メダリオンも凝ったものにすると、そのあとには怒濤の穴開け作業が待っています。この穴開け作業、最初は緊張しますが、そのうち慣れてくるとリズミカルな打撃音を鳴らしながら勢いに乗り続け、それはそれは無我夢中の一心不乱になって、一気呵成に開けてしまいます。この時の達成感たるや、しばらく次の作業に入れないほどのものがあります。
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しばし、無数の穴を眺める鑑賞タイム。
Nさんは娘さんの靴を製作中。爪先にはイニシャルをあしらってみました。 

IMG_2002昔から暑いのが苦手です。
最近はエアコンつけっぱなしで引きこもりがちですが、やることはいくらでもあって、とりあえず溜まってる木型のロウ盛りを延々やってます。

木型をいじるのは楽しい。そもそも木型の形が好きだっていうのがあります。
いじりだすと時が経つのを忘れるので、引きこもるにはもってこいなのです。

一段落ついた頃にはもう辺りは暗くなっていて、やっと日が沈んだとばかり、空腹を満たしに外へと出かけてゆくのでした。


 

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