andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

カテゴリ: 工房の紹介あれこれ

当工房も開講してはや1年半。生徒さんにも恵まれ、工房の設備も少しずつ改良が加えられて、日々、良い方向に進んでいることを実感する中、一点だけ、著しく悪化の一途を辿っているものがありました。それは、工房開設時に買いそろえたスリッパです。
買った当初は、ふわりとしていた厚手布製のその姿も、気がつけば不特定多数の足に毎日のように踏みつけられながら二度目の夏を乗り越えた頃には、無様に変形変色してしまっていました。

やっぱり耐久性で考えると、布よりも革。ってことで作ってみました。
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生徒さん達にも好評で、中には自宅用にと、靴作りを一時中断、スリッパを作る生徒さんも。
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革製のスリッパって結構いい値段しますし、色とかもあまり選べないので、自分で作ってみるのもおすすめです。大体4〜5時間で2足作れます。




 

IMG_2465中敷きに押すロゴマークを、以前は業者さんにお願いして箔押ししていましたが、予め中敷きを用意して渡さなくてはいけないので、生徒さんたちが色を選べない状態でした。
そこで、なんとか自分たちで箔押しできないものかとネットで探してみつけたのがこの箔押し機です。
 これがあれば、生徒さんが好きな色の革を選んで、自分でスタンプできます。

こういうちょっとしたことで作品への愛着がぜんぜん変わってくると思うんです。
ミシン、吊り込みで悔いが残っても、最後の仕上げで挽回できたりすることもあると思うんです。 
 



 

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ミリ単位で作るオーダー靴でも、完成してから革を伸ばす微調整は、実はあまりやりたくはないけれど、やむを得ない時もあります。そんな時の強い味方がこいつ。
シューストレッチャー。その名の通り、靴を伸ばすことだけを考えて作られたイタリア生まれの怪力伊達男です。
紳士、婦人ローヒール、ハイヒール、子供靴となんでも来いの強気なセット内容を中古美品で購入。
万力の要領でグングン容赦なく革を伸ばしていきます。全身が金属でできていますので、どんな硬い革にも負けません。ほぼ不可能といわれている前後方向にも伸ばす気満々の構えをしていて、何事も力ずくでねじ伏せるタイプであることを鼻息荒く公言して憚らない真っ赤なボディのこいつですが、靴を伸ばす以外のことは何ひとつ出来ません。ぴったりフィットの靴の前にはただただ鉄の塊として身じろぎもせず、じっと沈黙するしかありません。こう書くと、ちょっとかわいそうな気もしますが、こいつの出番が来ないよう尽力することが私の仕事であり、できれば一度も使わないでいることが望ましいのです。
 

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浅草の革問屋、松吉さんより革のサンプル帳を置かさせていただけることになりました。
たくさんの種類、色数がありますので、浅草まで行かずとも、お好みの革に巡り会えるのでは?
 

IMG_1885以前、看板のベースをいただいて、そのベースがあまりに立派なので、看板の雰囲気も妥協したくないし、取り付ける場所も妥協したくないと思い続け、ああ、どうしよう、まあ、なんとでもなるけど、いまひとつこれだ!と思えるアイデアが思いつかない、ああ、くそ。と悩んでいましたが、ようやく方向性が見えてきました。
看板がせっかく銅板なので、裏から叩き出して図柄を立体的に見せる感じが当初のイメージでしたが、これは、壁面にべた付けする場合、つまり、裏から見ない前提のやり方なので、しぶしぶ却下。
図柄をくり抜きにしてやろうかとも思いましたが、これも文字が裏から見たとき逆さになって、ちょっとどうかと思われるので、表裏ともに塗料で塗ってやろうかな、なんて考えたりしていますが、くり抜きの方がライトアップした時なんかはカッコ良いだろうな、とかって思ったりもして、くり抜きVS塗装、両者一歩も引かず、今日も夜中になってしまった。 

図案は概ねこんな感じで検討中。
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