andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

カテゴリ: 工房の紹介あれこれ



教室で使っているセイコーのポストミシンには、自動糸切りという便利な機能がついているのですが、最近、糸が綺麗に切れなくなってきていましたので、ミシン屋さんに来ていただき、調整していただきました。別に糸くらい手動で切れば良いのですが、自動で切るよって言ってるくせに切ってくれないのって、ちょっとストレスだったりするんです。
思えば、このミシンを購入してはや6年、一度もメンテナンスらしいことをせずに使い続けてきましたので、ここらで一度診てもらうことに。
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各部の点検、調整していただきました。これでまたしばらく頑張ってもらいましょう。
もちろん糸切りもバッチリです。

右手でハンドルを時計回りに回しながら、左手で靴を支えて動かしつつ、縫っていく。
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先日導入した八方ミシンの基本的な操作方法がこれなのですが、やってみると、案外それなりに縫えるもんだと思うと同時に、やはり予想通り、いつものミシンに比べたらミシン目のクオリティーは 比べるべくも無く、もっと操作に慣れたとしても、そのことはあまり変わらないだろうなという印象を受けました。
ですが、なんと言っても通常縫えるはずのないところも縫えてしまうことこそがこのミシンの最大の長所、目的なので、ミシン目に関しては、まあ良しとしましょう。
今まで出来なかったことが可能になり、これから飛躍的にリペア、リメイク、カスタムのクオリティーが上がることは間違いないでしょう。
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今回、生徒さんの作品で、爪先が当たって歩くうち痛くなるパンプスを、生徒さんと相談の上、オープントウ にしてみました。
こんなことが出来るのも八方ミシンのおかげです。 

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先日、以前から気になっていた八方ミシンを導入することにしました。八方ミシンとは、その名の通り、あらゆる方向へ縫うことができるミシンです。その上、腕部分が細いので、すでに完成してしまった靴や鞄、小物などの修理に特化しています。
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とりあえず、ミシン台に載せてみました。使用感はまた後日。 

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古いジャノメのミシン台。

たまたま通りがかった、たまに利用する近所のケーキ屋さんで、たまたま行われていた一日限定蚤の市。
理由は駅近新店舗への移転云々あるようでしたが、もともと雑貨屋さんのような雰囲気もあったその旧店舗前に並べられたアンティークな品々の中から、人だかりをすり抜けて真っ先に私の目に飛び込んできた物がこのミシン台だったことには、それがただ単に職業柄ということ以上の訳があって、それは後日届けられるはずの新規導入するミシンを置くための台を、ちょうどここ数日間、探し求めていたからである。


「さて、ミシンを買ったはいいが、ミシン台までは予算が届かない。いつものように作る方向で考える前に手頃な代替品、流用品はないものか・・・。一番いいのは中古のミシン台だけ投げ売られていることなんだがなあ・・・。」

と考えたその時と、遠目でこのミシン台を見つけたその時との間には、まさに髪の毛一本入る隙間もなかったわけで、投げ売り状態の価格設定を確認するや否やの稀に見る即買いだったのでした。

天板以外、全身鋳物のリアルアンティーク。足踏み構造を利用することはないものの、その雰囲気は抜群。 
 


当工房も開講してはや1年半。生徒さんにも恵まれ、工房の設備も少しずつ改良が加えられて、日々、良い方向に進んでいることを実感する中、一点だけ、著しく悪化の一途を辿っているものがありました。それは、工房開設時に買いそろえたスリッパです。
買った当初は、ふわりとしていた厚手布製のその姿も、気がつけば不特定多数の足に毎日のように踏みつけられながら二度目の夏を乗り越えた頃には、無様に変形変色してしまっていました。

やっぱり耐久性で考えると、布よりも革。ってことで作ってみました。
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生徒さん達にも好評で、中には自宅用にと、靴作りを一時中断、スリッパを作る生徒さんも。
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革製のスリッパって結構いい値段しますし、色とかもあまり選べないので、自分で作ってみるのもおすすめです。大体4〜5時間で2足作れます。




 

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