andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

カテゴリ: 作品紹介

Fさんの1足目、オーソドックスなパンプスの完成です。
デザインは至ってプレーンですが、アッパーに使用したイタリア産のレザー、靴底もレザーソールを使用するなど、1足目としては相当贅沢な素材を使いました。

Fさん、身長も高く、足長の割に足幅が狭いので、靴のサイズ選びでは相当に苦労が多かったようですが、1足目からまずまずのフィッティング。パンプスでこんなにフィットしたことは今までなかったそうです。まぁ、既製靴で探すのは難しいと思います。
2足目は木型修正にてベストフィットを狙います。
P1000417P1000419
P1000420P1000423
P1000422P1000413
P1000414P1000415
P1000416






Sさんの新作、レースのプリントが施されたレザーが目を引くフラットパンプスです。
写真ではわかりにくいですが、アッパーとレザーソールの間に青いパイピングを施してアクセントにしたり、ヒールを少し糸巻き形状にシェイプさせるなど、細部のデザインも大いに楽しみながらの製作でした。

フラットパンプスでありがちな、歩くと踵が脱げる問題もなく、お気に入りのデザインで疲れにくい普段使いの靴として活躍することでしょう。
P1000293P1000292
P1000291P1000290
P1000295P1000294
P1000285P1000287
P1000288P1000289










Fさんの新作、外羽根タイプのレースアップ兼ジップアップのブーツです。

味わい系の革が好みなFさん、今回は光沢があって独特のシボが特徴の水牛の革を選択。
水辺の生き物なので水に強いという長所あり。急な雨の日も安心です。
土踏まずより前はソールに押し縁を付けて、前からの見た目はボリュームのある面構えですが、後ろからみるとスッキリしてます。
P1000234P1000235
P1000236P1000237
P1000230P1000231
P1000232P1000233





Mさんの新作、知人から依頼されて製作したサンダルです。
以前から愛用していたサンダルが限界を迎えたので、そのサンダルに代わる物をということでした。

とにかく、楽に脱ぎ履きできて、楽に歩けるというデザインはそのまま踏襲し、足を採寸してよりフィットするサンダルを狙い、あとの素材選びや細かいデザイン的な部分はMさんにお任せという内容で製作。

履き口のパイピングに手縫いのステッチを施すなど、さりげないディテールも見どころです。
P1000196P1000197
P1000198P1000199






Oさんの新作は、奥様からのご依頼品、フラメンコシューズです。
奥様のフラメンコダンスのお稽古用です。最初は市販のフラメンコ専用シューズでお稽古されていたのですが、奥様が外反母趾なので、やはり市販のだと痛い、痛すぎるというわけで、外反母趾に対応した木型で市販のフラメンコシューズと同じ仕様での製作となりました。

一見、普通の甲ストラップパンプスですが、底面は爪先とヒールにびっしり釘が打たれた特殊仕様。
ハーフソールも専用の滑り止め素材を使用し、フラメンコに特化した靴に仕上がりました。

20221130_16490420221130_164924
20221130_16494501000054



↑このページのトップヘ