Kさんの1足目、ボタンブーツの完成です。
ボタンブーツとは、1800年代から1930年代頃まで主流だった靴のデザインのひとつで、ブーツの甲から筒部分の開閉をボタンで行うという、今ではほとんど見られなくなったタイプの靴です。
レトロな雰囲気のボタンブーツですが、ネイビー×ホワイトのコンビカラーに球のようなボタンを付けることで、現代的な表情に仕上がっています。
今回のブーツは筒の太さやシルエットなど、イメージ通りになるよう仮靴を作ってから本番に臨みました。
そして、かなりピッタリの寸法で作っているので、ボタンの留め外しが一層大変そうに見えますが・・・。まぁ、多少手間がかかるのも愛着が湧く要素になったりするもんです。
Kさん、このブーツが作りたくて入会したというだけあって、相当お気に入りの一足になったもよう。そりゃそうか、こういう靴はまず売ってないからね。