試着の結果。

昨日のお客さん(Kさん)の仮縫いの試着はひとまず、OK。
初めて靴をご注文されるお客さんのほとんどが、普段、大きめの靴を適正サイズと思って履かれているため、初めて注文靴を履いた時の感覚は何となく窮屈だと感じることが多いようですが、それに慣れた頃、今まで履いていた靴を改めて履いてみると、全くフィットしていないことに驚かれます。
そうして、もう今までの靴は履けないとばかり、リピート注文される方が多いように思いますし、その感触を分ち合いたくて、知人に勧めて下さるということもあります。非常に嬉しく、ありがたいことだと思っています。
今回のKさんも 別のお客さんYさんからご紹介いただいた方で、Yさんから色々と話を聞くうちに興味が湧き、ご注文下さいました。
とりあえず、お持ち帰りいただき、実際に時間をかけて外を歩いた上で問題が無ければ、本縫いへと進めていきます。
作り手とお客さんとの関係が限りなく直接的で、確たる満足感を提供できるこういう仕事は、そう多くはないと思います。
仮縫い靴
明日はお客さんの仮縫い靴の試着です。
「仮縫い」とは、木型の形状がその人の足にぴったりと合っているかどうかを確認するための試作靴です。
注文を受ける際、お客さんの足を細かく採寸し、そのデータを元に木型を作ります。
木型とは、靴の形を決める元型で、これの形状が履く人の足に対して適切なものでなければいけません。
そのため、そうなるべく、細心の注意を払って、こと細かに足のデータをとるのです。
しかし、ただそのデータ通り作れば常にフィットするとは限らないところがフィッティングの怖さであり、また、最も面白いところであり、時に落ち込み嫌気がさすくらい夢中になるところなのです。
今回は紳士用の紐靴ですが、靴の種類によってその難易度は大きく変わってきます。
その辺りもこれから少しずつ書き込んでいきます。
「仮縫い」とは、木型の形状がその人の足にぴったりと合っているかどうかを確認するための試作靴です。
注文を受ける際、お客さんの足を細かく採寸し、そのデータを元に木型を作ります。
木型とは、靴の形を決める元型で、これの形状が履く人の足に対して適切なものでなければいけません。
そのため、そうなるべく、細心の注意を払って、こと細かに足のデータをとるのです。
しかし、ただそのデータ通り作れば常にフィットするとは限らないところがフィッティングの怖さであり、また、最も面白いところであり、時に落ち込み嫌気がさすくらい夢中になるところなのです。
今回は紳士用の紐靴ですが、靴の種類によってその難易度は大きく変わってきます。
その辺りもこれから少しずつ書き込んでいきます。