andante_jiyugaokaのblog

アンダンテ靴工房は東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線緑ヶ丘駅から徒歩5分、東急目黒線奥沢駅から徒歩7分のところにあります。
靴作り教室とオーダー靴の工房です。

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簡単にいえば、スプレーです。これさえあれば、塗料をムラなく均一に吹き付けることができます。
たとえば、ヒールの塗装、本底の塗装、アッパーの表現の幅も広がるんではないかと思っています。

こういう電動工具類を購入する際に最も気を使うのは、音です。
このコンプレッサーは驚く程静かで、夜中でもまったく気にせず使用できます。
本底の圧着機に接続して使用することもできます。

インパクトドライバーなども、あの独特の打撃音がほとんど出ないようなものを選んで購入しました。

近隣の住人の方々への配慮としてやむを得ずの選択でしたが、こういう音にまで気を配った製品はそれ自体の機械精度がとても良いことを実感します。使っていて気持ちが良いです。


 


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昨日から引き続き、作業机です。

木はまっすぐに見えて、意外と曲がっていたりねじれていたりしますので、そのまま組んでいってもきれいに揃いません。曲がりやねじれを矯正しながら組み立てていくにはそれなりのコツが必要です。
しかし、そんなことよりも一番大変なのは、最後の仰向け状態からのひっくり返し作業です。
長さ2メートル10センチ、幅90センチのこいつはかなりの巨体です。相当な重量があります。
人手がある時はなんの問題もないこんなことですら、一人で作業していますと、いちいち目の前に立ちはだかってきます。

私は元来、文化系の人間であり、腕力とは縁遠い、芸術的なものを好む傾向の人間だと自負しており、さらに言わせてもらうと、最近のエコノミーライフにおいては、もはや1日3食の献立は完全に崩壊しており、およそベストコンディションとはほど遠い状態でのこの巨体との対峙はあまりに分が悪かった。

アリVS猪木の猪木ばりに寝そべったままのこいつを起こすことは決して容易ではなく、こいつの周囲をぐるぐる駆け回りあの手この手の激闘の末、起死回生の上手投げが炸裂し、もろ手をつかせることに成功した時には、すでに日は暮れており、同時に私の体力は底をついていた。

とりあえず、これで当面の使用には耐えられます。あとは、この上にこまごました道具を置いておくスペースを作りたいと思っています。
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当工房は最高に日当りが良く、日中は晴れていれば、もうそろそろ半袖で作業できそうだと感じるほどに暖かく、窓際のミシンを踏めば、降り注ぐ溢れんばかりの陽光の中で、未だ知らぬ夏の恐怖を感じるほどに明るいのですが、照明器具が充分になく、日が沈むと大工仕事はお手上げです。
(卓上での細かい型紙作業やなんかは進めています。が、はやく照明を買わねば。)

今日は大きな作業机を作っていましたが、日が沈んであえなくタイムオーバーとなりました。
まもなく、完成予定です。 
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